主婦の就職に有利?簿記の資格!気になる難易度や取り方を解説

再就職に有利?簿記の資格ってどんなもの?

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簿記は経理事務はもちろん、事務職全般に役立つ資格です。
会計士や税理士のような国家資格ではなく公的資格ですが、知識や実務能力をアピールできるので、資格の取得は就職に有利になります。

簿記とは「帳簿にお金に関する取引の記録をつける」ということ。
簿記の知識は就職だけではなく、自営業の会計や家計簿にも活かせます。

簿記の資格・種類と級

簿記の資格には3つの種類があり、それぞれの主催団体によって認定されています

  1. 日商簿記検定試験
    日本商工会議所
    文部科学省認定
    1~4級
  2. 全経簿記能力検定試験
    全国経理教育協会
    文部科学省認定
    1~4級と上級
  3. 全商簿記実務検定試験
    全国商業高等学校協会
    1~3級
  • 日商簿記・・・社会人向け実務レベル
  • 全経簿記・・・会計専門学校レベル
  • 全商簿記・・・商業高校レベル

受験料・受験資格は?いつどこで受けられるの?

日商簿記検定
【受験料】4級 1,640円
3級 2,570円
2級 4,630円
1級 7,710円
受験級ごとに事務手数料540円が別途必要になります。
【受験資格】いずれの級も学歴・年齢・性別・国籍による制限はなく誰でも受験可能。
【日程】2月(2級以下のみ実施)・6月・11月
【会場】全国の各商工会議所の指定になるので、最寄りの商工会議所にお問い合わせください。
なお東京23区や横浜など、4級試験が実施されないところもあります。
全経簿記能力検定
【受験料】4級 1,200円
3級 1,400円
2級 1,700円
1級(会計)   2,200円
  (工業簿記) 2,200円
(どちらか1科目合格ののち一年以内に両方合格でも1級取得となります。)
上級 7,500円
【受験資格】いずれの級も学歴・年齢・性別・国籍による制限はなく誰でも受験可能。
【日程】2月・5月・7月・11月
(上級は2月と7月の2回実施)
【会場】試験会場については全国経理教育協会の指定する全国各地の専門学校になるので、協会にお問い合わせください。
全商簿記実務検定

 

【受験料】3級 1,000円
2級 1,000円
1級(会計)   1,000円
  (工業簿記) 1,000円
【受験資格】いずれの級も学歴・年齢・性別・国籍による制限はなく誰でも受験可能。
【日程】1月・6月
【会場】試験会場は全国各地の商業高等学校。

どんなお仕事ができるの?

日商簿記検定

4級 小規模小売店の経理事務
3級 個人商店、非製造の中小企業の決算業務
  (3級以上で基本的な簿記のスキルがあると判断されます。)
2級 商業簿記、工業簿記の知識があり、製造業も含めた株式会社の決算業務
  (工業簿記が加わるため、急に難易度が上がりますが就職に有利だといわれるのはこの2級からです。)
1級 規模の大きな企業での連結決算業務など 
  (難易度はかなり高く、独学での取得は厳しくなります。)

全経簿記能力検定

4級 初歩的な経理の実務処理
3級 個人企業での経理事務
2級 法人企業の経理事務
1級 製造業を含めた様々な業種の会社で経理責任者として実務処理
上級 規模の大きな企業での連結決算業務など  
   (難易度はかなり高く、独学での取得は厳しくなります。)

全商簿記実務検定

3級 個人事業での決算業務
2級 株式会社の基本的な決算業務
1級 製造業を含めた様々な企業の決算業務
   (全商簿記は主に高校生を対象としていて、日商や全経と比べると全体に難易度は低めです。)

就職に有利なのは?

日商か全経の資格が有利ですが、多くの企業が採用条件として求めているのは日商簿記2級以上です。
  

簿記の資格・取得するための方法は?

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日商簿記検定と全経簿記検定には4級がありますが、通学・通信とも講座はほとんど開かれていません。
4級は簿記の基礎ですが実務には役立ちません。

就職のために資格を取るなら3級からがいいでしょう。
資格は3種類ですが、取得にかかる費用と期間についてここでは級の扱いをおおよそ同じだと考えてご紹介します。

スクールで学ぶ

 費用の目安受講期間の目安
3級1~3万円2~5ヶ月
2級2~7万円3~8ヶ月
1級15~20万円5~12ヶ月

※入学金、教材費などが別途必要な場合があります。

通信教育で学ぶ

 費用の目安受講期間の目安
3級1~4万円3ヶ月~6ヶ月
2級3~8万円6ヶ月~12ヶ月
1級4~20万8~16ヶ月

独学で学ぶ

講座を受けるわけではないので受講期間の目安はありません。
以下は平均の学習時間です。

3級60~80時間
2級150~200時間
1級500~600時間

全経簿記には1級の次に上級がありますが、通学・通信ともほとんどの講座が日商、全経1級取得者を対象としたものになります。
費用は2~10万円、受講期間の目安は日商・全経1級取得を前提として6ヶ月以上が一般的です。

プラスアルファで即戦力に!

簿記に限りませんが多くの企業は即戦力を求めているので、実務経験を重視します。
主婦からの就職となると実務経験に代わるアピールが必要です。

経理を含め、事務での手書き業務はほとんどありません。
WordやExcelなどに加え、経理専用のソフトを使えるようになればかなり就職に有利になります。

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